写真展開催中である。仕事が終わって、夕方、会場となっている喫茶店に行くと、写真を見てくれた人が話をしているのが、耳に入ってくる。
今回は長崎に行った時に撮ったねこさんの写真だが、大きくわけて、ねこさんを大きく画面いっぱいに写したものと、風景の中にねこさんがいるというものとがある。
一般にねこさんが好きな人はねこさんが大きく写っていて、そのねこさんの表情がいいとかしぐさが可愛らしいとかいうことに関心があるようだ。しかし、実をいうと慈音は風景の中に密かにねこさんがいるという写真が好きだったりする。
昨日、お客さん(わざわざ写真展を見にきたわけではなく、たまたまその店によく来るらしい人)が、「このねこがかわいい」とか「あっ、こんなことにねこがいる」とか話しているのが聞こえてきた。ひとりの方はねこが大きく写っている写真をさして、「これがいい」といっているが、もうひとりの方は「まわりの風景が写っているのがいいんじゃない」とおっしゃる。
ああ、「ねこのいる風景」を好む人もいるんだとちょっとうれしくなった。