国立近代美術館の「わたしいまめまいしたわ」を見に行った。
山中信夫氏の「暗い部屋と『わたし』」を目当てに行ったのが、
澤田知子氏の「ID400」に圧倒された。
牛腸茂雄氏の「Self and Others」に再会し、心ふるえた。

キム・スージャ氏と高嶺格氏のヴィデオ・インスタレーションにも惹きつけられた。

見れば見るほど、深く深く、思考が闇の中に入って、答えが見出せなくなる。
自分とは、他者とは、そしてその関係は。

自分の中で、写真を撮るという行為をもう一度根本から見直してみる必要がある。