9/29・30は多郎左衛門が勤務する学校の文化祭。慈音は写真部の面倒をみている関係から、準備段階からかかわっていた。写真部員は実行委員会やらなんやらを兼任していたり、他のクラブと兼部していたりするので、二日間、慈音が写真の展示の店番をしていた。雨ということもあったが、ほとんど文化祭の様子の写真を撮れなかった。
それでも、恒例となっている後夜祭後の花火だけはなんとか撮影。保護者の広報委員会から花火の写真を頼まれてしまったので、是が非でも撮らねばならなくなった。当初、針穴だけで撮るつもりだったが、そうもいかない。例によって、16ミリの魚眼を引っ張り出してくる。
あいにく二日間とも雨だったが、花火は決行。ふりはだいぶ弱くなっていたが、レンズに水滴がつくのは避けられそうになかった。
針穴のほうはISO800のフィルムで、5~10分露光。果たしてどれくらい写っているのやら。